アラサー無職の独り言blog

日々マスクの下で独り言。

図書館は座席争奪戦から始まる話

私がほぼ毎日通っている図書館は、色々と規制が緩い為、作業や勉強をするのに大変捗る場所です。下記、緩いと思う内容です。

  • 持ち込んだパソコンは一部を除き、ほぼ全ての席で使ってOK(ほとんどの席が電源付き)電卓もOK
  • 飲み物は蓋がついていれば机に出しててOK
  • wifiは全ての席から利用可能。(1時間ごとに再接続が必要だが無制限)

なおかつ図書館という静かな空間な為、この完璧な空間を超えてくる新たな場所はそうそうない気がします。

それ故に、この快適な空間を求める人が多い為、開館前は開館待ちの列ができています。特に土日は長打の列。受験シーズンは学生さんも多い為、列がさらに増します。この列に並ばなければ、自分が好んで座っている席に着けないわけです・・・。

私にももちろんお気に入りの席がありますが、その席に固執しすぎるのも、かえってストレスがたまると思うので、電源あるならどこでもいいやーという感じです。

どこも座れないということだけは避けたいため、いつも開館10分前ぐらいに到着しております。

 

正面入り口と裏入り口の二か所があり、9時ぴったりに2か所の入り口の自動扉を職員さんが同時に開けます。

 

そして無言の座席争奪戦が始まるのです。

 

開けたと同時に走り出す人。それにつられて走りだす人。

小走りから一気に加速する人。

コーナーを無駄なく曲がり、目的の席へ最短ルートで向かう人。

「走らないでくださいー!!」と注意する職員さん。

お目当ての席に座れず苛立ちを隠せない人や、席に座れて安堵する人。

走って上がった息を確保した席で整える人。

 

「・・・・・・そんなに慌てんでもよくない!?大丈夫だよ、開館前から並んでたんだし、どこかしらには座れるって!そりゃいつも座ってる席に愛着が沸くのは分かるけどさ、誰の席でもないんだし、たまには違う席に座ってみるのも気分変わって良いじゃん!だからもっとゆっくりでいいじゃん・・・」

 

等と思いながら、自分は席に向かって歩いています。

 

開館から10分間ぐらいは、席を探して歩く人達の足音や、カバンから荷物を取り出し机に並べる音など、色んな音がなっています。

そして争奪戦が終わり、いつもの静寂な図書館に戻ります。

 

明日は土曜日、また派手な争奪戦が開幕しそうです。

職員さん、いつもお疲れ様です。

 

座席争奪戦という無意味な争いに早く気づいていただける事を、

切に願っております。